優しいお話かけに、やっと人心地がつき──
たった一人で早朝に迎えた主人の死。無我夢中で多分、凍りついたような私だったと思います。病院の霊安室から搬送車に乗った時から“むさしの”の方の優しいお話かけに、やっと人心地がつき悲しみが吹きあふれ、きっとお困りになったことと恥ずかしく思います。
“むさしの”に到着後ただオロオロしていた私に、係りの勅使河原様を紹介していただき、丁寧に優しく一つ一つ親身にリードしていただき、何かとご迷惑をお掛けしながら無事に四十九日迄こぎつける事が出来ました。
その間、他の係りの方にもその場その場で大変親切にしていただき勅使河原様を始め“むさしの”の皆様にただただ感謝の言葉あるのみです。
主人もきっと安心して如来様のような顔のまま、天国へと旅立つことが出来たと信じております。
本当に色々とありがとうございました。これからも私のようなものでご面倒ばかりと存じますが、何かの折にはどうぞよろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが“むさしの”に木暮様がおられたことで、どんなに心強かったか、色々お心くばりをいただき心から御礼申し上げます。
大野原 T家様