小さなお葬式について Part3
小さなお葬式の費用
費用面についてお話させていただきます。
ここに、むさしので実際にお手伝いした二つのお葬式を比べてみました。
一般的な葬儀 会葬者(返礼品) 150名 |
家族葬 会葬者(家族親戚) 20名 |
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基本料金 | 378.000 | 378.000 |
会場、棺など、葬儀の基本セット | 左に同じ | |
車輛の関係 | 85,370 | 48,620 |
病院~ご自宅へ搬送(秩父郡市内) 火葬場へ霊柩車・マイクロバスなど |
少人数だったのでマイクロバスは 使用しませんでした |
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会葬者への 返礼品 |
551,250 | 36,750 |
お茶・お酒など 3,500円程度の物を150名分 |
10名分 | |
お料理 | 420,000 | 168,000 |
つやぶるまい・火葬場昼食 精進おとしなどでのお料理やお飲み物 8,000円×50名分 |
20名分 | |
葬儀費用合計 | 1,434,620 | 631,370 |
香典による 入金 |
参列者からの平均香典金額 7,000円×150名=1,050,000 |
家族・親戚からの平均香典金額 20,000円×10名=200,000 |
葬儀費用合計-香典収入=家計からの持ち出し(差額) | ||
家計からの持ち出し 差額 |
384,620 | 421,370 |
このように、一般層と密葬の金額で差が出ているポイントは。「返礼品」と「お料理」の数による違いで、葬儀費用合計の金額を見ると、2倍以上の差が出ています。しかし、香典による入金を差し引いてみると、家計からの持ち出しの金額が逆転していることがわかります。
実は「規模の大きな一般葬のほうが、香典収入がある分、遺族の持ち出しが少ない」というケースも多くあるのです。
ということは、「安いから密葬にしたい」と思ったとしても、結果は必ずしもそうはならないということなのです。
安さのイメージうよりも、前回お話したメリット・デメリットなどの特徴を良く考えたうえであなたが本当に価値を感じる方法を「選ぶ」。これが一番大切なのだということが、2つの規模のお葬式を比べてみることではっきり見えてくるのです。