エンディングノート編 Part6
今回は財産や相続など「自分が遺すもの」について詳しくご紹介します。
まずは、遺すものを「資産と呼べるもの」と「資産ではないもの」に分けるとわかりやすいと思います。これらをすべて確認して、エンディングノートに書いておけば、備忘録としても活用できます。
ポイントを表にしてみましたので参考にされてください。
資産と呼べるもの ※金額などは、確認した日付を書き入れておきましょう
土地・建物 | 住所や登記簿などを確認しておきましょう。借地や賃貸物件の場合は、契約の詳細などを書いておきましょう。 |
株式 | どの会社の株をどれだけ持っているか、評価額なども書いておきましょう。 |
預貯金 | 持っている口座や定期を確認して書いておきましょう。 |
貴金属・美術品 | 一点ごとの詳細や、評価額などを書いておきましょう。 また、品物に思い出があれば併記しておきましょう。 (●●の記念に母からプレゼントされたなど) |
自動車 | 年式などを書いておきましょう。 |
資産ではないもの
蔵書・レコード・CD・洋服など私物 | 大量にある場合は、祖入れをどうして欲しいのか、処分方法や寄贈咲を指定しておきましょう。また、肩身として遺しておいて欲しいものがあれば指定しておきましょう。 |
趣味の作品 | 陶芸や絵画の作品などは、飾って欲しい場所を決めておいたり、送りたい咲が会ったら作品ごとに行き先を決めておきましょう。 |
庭木や植物 | 大切に育てているものがあれば、書いておきましょう。 |
ペット | ペットの世話をどうするかも、大切な問題です。万が一ペットを遺すことになった場合に、あなたの次の飼い主になってくれる人を決めておきましょう。 餌の指定や、散歩コースなどのほかに、好き嫌いや正確なども書いておくと親切です |
資産と呼べるものの相続に関しては、法的な効力を持つ遺言書との併用をおすすめします。また、資産ではないものに関しては。そのまま遺言書に書いても効力がありませんが、例えば「財産を相続させる代わりにペットの世話をする」といった内容の、「負担付遺贈」といった方法をとることも可能です。