みや散歩 「札所5番 小川山 語歌堂」
語歌堂「ごかどう」又は「ごかのどう」という言い方もするみたいです。
納経所は少し離れた長興寺です。
住職様に直接納経帳に書いていただきました。
「語歌堂」の由来
このお寺のご本尊さまは江戸時代の作といわれている准胝観世音(じゅんていかんぜおん)です。
長寿や心の迷いを救済する功徳があるといわれ、延命長寿を願う人や文学を愛する人などの多くの参拝者が訪れます。
語歌堂にはこんな由来があります。
昔、横瀬の里に本間孫八という、たいそう和歌が好きで信心深い長者が住んでいました。
ある日、孫八の歌が上達するようにと御堂にこもってお祈りしておりますと、どこからともなく旅のお坊さんが現れました。
夜が明けるとともに、お坊さんは消えるようにいなくなりましたが、その後、お坊さんは聖徳太子の化身であることがわかり、二人が和歌について話したお堂を「語歌堂」と呼ぶようになりました。二人は和歌の奥義についていろいろと夜を徹して話し合いました。
夜が明けるとともに、お坊さんは消えるようにいなくなりましたが、その後、お坊さんは聖徳太子の化身であることがわかり、二人が和歌について話したお堂を「語歌堂」と呼ぶようになりました。