みや散歩 「札所2番 大棚山 真福寺」
札所2番真福寺です。
納経していただきました。
自然が心地よく笑顔がこぼれます。
真福寺の寺宝『竹杖』
ここで札所2番 真福寺は、昔、札所が三十三ヶ所から三十四ヶ所になった時増置されたのがこのお寺さんです。
このお寺さんに寺宝としてある竹の杖にはこんな言い伝えがあるそうです。
『昔、大棚禅師という立派な僧侶が老後鬼丸という岩屋にこもって読経していると老婆が熱心に観音様を拝んでおりました。あまりにも熱心な様子に大棚禅師が老婆なんでそんなに熱心に拝んでいるのですか? とたずねると、老婆は昔してきた数々の事を涙ながらに懺悔し、どこか遠くへの旅立ってしまいました。禅師はこの老婆をあわれみ、供養のためにお堂を建てたのが今の観音堂の始まりで、その老婆が残していった竹杖が寺宝となったそうです。』