第29回 大きな石碑
むさしの探検隊のちょっくら行ってんべ~!
心がほっこりする話
小鹿野町にある「大きな石碑」を見に行って参りました
おがのむさしの会館の近くに、大黒天と大きく刻まれた石碑があるのを皆様ご存知でしょうか?
むさしの内でも何度か『あれって何だろうね』と、話題になっていました。そこで、所有主の今井輝雄さんのお宅を訪ね聞いて参りました。
こちらの石碑は1846年、今から174年前(江戸時代)に小鹿野町の商人11人が原町交差点(五差路)に建立された事が分かりました。
その後、何度か移転を繰り返して、地主の今井久作さん(輝雄さんの祖父)に贈与する事が決まり現在に至っているようですね。
とてもきれいに管理されていて、大切にされているのがわかります。
大黒天の縁日の日(甲子の日)(きのえねのひ)におひまちを開き、近所の人と、たくさん飲んで歌い商売繁盛、五穀豊穣を祈るそうです。
今井さんは、昔からのならわしを大事にしていて、ご先祖様が残してくれた石碑に毎朝手を合わせて一日をスタートさせるそうです。外出を控える生活が続いている中、身近で、心がほっこりするようなお話を伺う事が出来ました。
とてもきれいに管理されています
今井さんのお宅を訪ねて話を聞かせてもらいました
大黒天の石碑の前で『カシャ』
◆ お詫びと訂正 ◆
前号の記載内容に誤りがございました。誠に申し訳ございませんでした。
正しくは 「智徳廣文方丈様」 です。