第20回 「秩父華厳の滝」
むさしの探検隊 ちょっくら行ってんべ~!
今回は「秩父華厳の滝」へ行って参りました。
秩父華厳の滝は、皆野町上日野沢にある満願の湯からしばらく進み、「あれ?見逃したかな」と、思うくらい奥にありました。
滝は、林に囲まれた場所にあり、高さは約12メートルと比較的小さく直線的に流れ落ちます。その様子が日光の華厳の滝に似ている事から、その名で呼ばれているようです。滝の間近まで行くと、とても涼しく、マイナスイオンをたっぷりと味わう事が出来ます。駐車場から近いので子供連れや体力のない人にはおすすめです。
滝の上には青い大きな不動明王が鎮座しています。背中には煩悩を焼きつくすとされる火炎光背があり、見開いた目は、上下を向いていて、全てを見渡す、(天地眼)上下食い違う牙は、悪を見逃さないといった怒りの心境を表す、(牙上下出)形相です。本来不動明王は、怖い顔をしていて、人々を救うために必死な表情ですが、こちらの不動明王は、なんともユニークなお顔立ちで、滝の上から下界を見守ってくれているように感じます。
秩父華厳の滝は、とても静かな自然の中で満足できるクールスポットです!!!