秩父弁だんべぇ
「ここへウッケとくからな」というように、秩父では載せることをウッケルといった。ていねいに言うつもりか、ウチケルと言うこともあった。また、エッケルとかイッケルという言い方もした。 ウッケル、エッケルとい ……
赤ん坊に向かって「いない、いない、バー」とおどけた表情をしてあやすことを、秩父ではチョースといった。チョースと言うと、愛するとか、かわいがるという意味をもった、寵という字が浮かんでくる。寵愛するという ……
交通の便がいい所をツガイイと言った。通と考えられていたが、実は津であるようだ。『和妙抄』(934)は「津は水を渡る処」 『名語記』(1275)は「船の停まり」、「日ポ辞書」(1603)は「すなわち港」 ……
この頃 復活調の方言にコヂューハンがある。240年ほど前の方言辞書『物類称呼』に「東国の農家にて午未の刻の間に食事をするをこぢゅうはんと云。小昼飯なるべし」とある。それより約50年後の『柳亭記』は、「 ……
成仏とは仏教用語で、あらゆる煩悩を脱して悟りを開くこと。つまり理想的な人格の完成をいう。 これを生身の人間にはなかなか難しいことなので、死んだ肉体が滅した時にそれができると考えられたことから、室町時代 ……
ブッカース、ブッカーサルといえば、高齢者は薯(いも)洗い棒、二本の棒を×の形に縛ってたるの中に薯を洗う道具などを連想する。いまはそんな道具も見なくなったが、元の語は「交わす」に接頭語のウチをつけたもの ……
昨日の前の日はオトトイ。漢字では一昨日と書く。昨という字は、日に積み重ねるという意味を表わす乍を加えたもので、以前とか昔のこと。転じて、位置やへだてた前の日という意味になった。 ところで一昨日を秩父で ……
西秩父にはエビシという郷土料理がある。胡桃やピーナッツ、柚子の皮、生姜などを刻んで胡麻、砂糖、醤油、酒を加えた小麦粉を水で練り、棒状に丸めて蒸し上げたもの。戦国時代から伝わる保存食といわれて、盆正月、 ……
オッペショルとはおりくじくこと。 「あんまり鼻がたけぇーから、オッペショッてやった」といえば、鼻高々と自慢するから、グウの音も出ないほどに言い込めてやったという、これも鼻高々の言い方である。 似た言葉 ……
お釈迦様は生まれたとたんに立ち上がって右手で天を左手で地を指差して「天上天下唯我独尊」と唱えたという。 牛や馬じゃぁあるめぇし、生まれたとたんに立つことなんどができるもんかと思うのは俗人で、それほど並 ……
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