秩父弁だんべぇ

「いとーしねー」の巻

秩父弁でいうイト―シネーとは、かわいそうだ、気の毒だという意味。

この元は、イトオシイで約八百年前に書かれた『宇治拾遺物語』では、辛いという意味と気の毒という意味で使っている。

この書物の中には後に童話になって知られている「雀の恩返し」の話もあるが、そこでは怪我をした雀をみたお婆さんが「いとおしい」と言っている。

これはかわいそうという意味だろう。

辛いことが他人に起こったのを見るとかわいそうと思うのが人情だから、イトオシイは両方の意味をもったのだろうと思われる。

イトオシイのオが抜けるとイトシイ。

これは「愛しい」という字を当てると「気の毒」の意味は消えてしまって、かわいそうの意になってしまうが、江戸前期まではこれも「気の毒」の意味で使っていた。

秩父ではそのままの意味でつかっていたということになる。

ネーは打ち消しのようだが、セワシイをセワシナイというのと同じで強調の意味である。

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