永代供養①
お子さんがいなかったり、女の子だったりと、お墓の継承者がいない場合などに選ばれることの多いのが、「納骨堂」や「合葬墓」といった永代供養墓です。
継承者がいなくなったあとも、寺院や墓地管理者が責任を持って供養・管理を行うお墓のことです。
供養や管理方法は、墓地管理者によってさまざまで、「供養」という言葉が付く場合は、寺院がその宗派で供養することが一般的です。
公営墓地や霊園が運営する場合は、「納骨壇」や「合葬墓」などと呼ばれています。
まず、「永大供養」という言葉には、どのような意味があるかをご紹介しましょう。
永代供養の「永代」とは「終わることなくずっと」という意味です。
寺院が運営する墓地などでよく言われている「永代使用権」の場合は、
「継承者がいる限り、その土地をお墓として永久に使用できる権利」ということになりますが、永代供養の場合は、少し事情が変わります。
そもそも、永代供養を求める方の多くは、承継者がいない場合が多いこともあり、あらかじめ供養の期間が決められているのが一般的です。