数珠(じゅず.ずず)
数珠もしくは念珠(ねんじゅ)とも呼びます。
数珠は、お葬式や法事、お墓参りの時に手にするもっとも身近な仏具です。これを持って仏様に手を合わせれば、煩悩が消滅し、功徳が得られるといわれています。数珠は一連、二連と数えます。
≪珠の数≫
数珠本来の珠の数は、人の煩悩を消滅させる功徳があるため108珠ですが、108珠の半分に54珠、1/3の36珠、1/4の27珠、1/6の18珠、かつデザインなどで珠の数はさまざまになっているようです。
≪持ち方、合掌の仕方≫
数珠の正しい持ち方は、座っているときは、左手首にかけ、歩くときは“ふさ”を下にして左手で持ちます。
焼香、合掌するときは“ふさ”を真下にして左の手に通して右手を添えるか、両手にかけて合掌します。