宗派：臨済宗南禅寺派　　本尊：十一面観世音菩薩

コミネモミジの大木がとても立派で素晴らしかったです。

今回は、こぼうずさんが見当たりませんでした。

一緒に写真撮りたかったな～

西善寺のコミネモミジ

昔、江戸から秩父に来る巡礼さんは、吾野から正丸峠を越えてきたそうです。

峠を越えて最初にあるのが8番、西善寺だったことから、昔は「八番打ち始め」と言って8番、9番、7番、6番、5番と言うように逆のコースで回る「逆打ち」するのが普通だったようです。

札所7番から8番に向かう途中に「ケンムシ坂」という珍しい名前の坂がありますが、その昔、寄居の鉢形城の城代で渡辺監物と言う武士が、横瀬の根古屋城を訪ねるときに、よくこの坂を通ったそうです。

それで、「ケンモチ坂」というようになりましたが、このあたりは桜の木が多く、毛虫がよく落ちてきたことからその後、「ケンムシ坂」に変わったしまったという言い伝えがあります。

　また、このお寺には、樹齢500年と言われるコミネモミジの大木が有りとても見事です。

門前からみる雄大な武甲山も素晴らしいものです。