お葬式での学生の服装と寺送り
今回はQ&A方式でお届けします。
Q中学生や高校生の子どもがお葬式に参加する時の服装は何を着ていけばいいのでしょうか?
A.中高校生がお葬式に参列する場合、学校指定の制服があればその制服を着て参列します。
学校によっては制服が紺や緑など、黒以外の場合もありますが学校指定の制服であれば問題ありません。
また、赤色の入ったネクタイやリボンであっても同じく学校指定のものであれば問題ないとされています。
ちなみに、制服を着用する場合は、スカート丈を調整したりズボンを下げるような着かたではなく、校則通りに着用しましょう。
Q.お葬式の時に「寺送り」と言う言葉を聞きますがどのようなものなのでしょうか?
A.葬儀が終了後、納骨に行った後など「寺送り」という、故人をお寺へお送りする行事があります。(秩父以外では無いかも知れません)
葬儀が終わって住職がお寺へ到着するころを見計らって、親族やお隣組さんなど6~7名で寺へ伺い、本堂で読経、さらに位牌堂での読経に参加します。
この読経には「この度、○○が亡くなり、このお寺に入ることになりました」と、ご本尊様とお寺に眠っている方々へご挨拶する意味があるそうです。
その後は住職を交えて、お茶をいただきながら法話をしていただく流れが多く、普段なかなかお話する機会がないご住職に、仏事の質問などをする時間になっています。(お寺により解釈が異なります)