冬場に多いヒートショック
冬は屋内外の気温差が大きく、屋内でも居間と浴室や脱衣所、トイレなどでは温度差が20度近くになることもあります。
冬場に増える急激な温度変化により、血圧が変動して意識を失ったり、心筋こうそくや脳こうそくなどを引き起こしたりすることを「ヒートショック」と言います。
統計によるとこのヒートショックは入浴中に多く発生しているそうです。そして、多くは65歳以上の高齢者だそうです。
Q.入浴中のヒートショックの予防策はありますか?
A.脱衣所は暖房などで暖め、気温差をできるだけ小さくすること。
入浴前に浴槽の蓋を開けたり、浴室全体にお湯をかけて温めておくこと。お風呂のお湯の温度は39~41度くらいのぬるめがよいそうです。
Q.ヒートショックが起こるのは、お風呂に入ってどれくらいでなりやすいなどありますか?
A.一番多いのは暖かいお湯に浸かった瞬間の温度差でなりやすいそうです。
髪と身体を洗っている最中に寒さを我慢して身体が冷えてしまった後の暖かい湯船に浸かる時もお気を付けください。
Q.その他の対応策はありますか?
A.暖かい部屋から浴室やトイレなどへ行く際は、上着を羽織ったり、スリッパや靴下を履くなど、体を冷やさないようにしましょう。