喪中ハガキについて
喪中ハガキが届いたら
①年賀状を出す前に届いたら
喪中のお知らせを頂いた場合には、寒中見舞いやお悔やみのお手紙を書きます。家族のみで葬儀を済ませているなど、初めて亡くなったことを知った場合には、お悔やみの手紙と共にお香典を送ったり、ご家族の予定を聞いて弔問に伺います。そこまでの間柄では無ければ、寒中見舞いを出すと良いでしょう。内容は、相手の健康を気遣ったり故人との思い出を伝えるなど思いやりのある内容にしましょう。
②年賀状を出した後で届いたら
喪中ハガキを頂いたのに入れ違いで年賀状を発送してしまった場合にはすぐにお詫びの手紙を書きます。文面は誤って年賀状を送ってしまったという旨旨を素直に詫びるとともに、ご不幸を知って驚いた気持ちや故人の冥福を祈るお悔やみ言葉を添えるといいでしょう。
③今年から年賀状のやり取りを始める方に喪中ハガキを出すべきか?
新入学や新入社のタイミングに起こりうるケースです。この場合は、喪中ハガキは「年賀状は要りません」という意味で半句「年賀状を送ることができません」という意味ですから、むしろ何も出さないほうが失礼に当たります。また、年賀状をだすことも、後から喪中を知った方が複雑な気持ちになりますから、避けたほうがいいでしょう。
※寒中見舞いとは冬場の非常に寒いときに、相手の健康や豪雪被害に遭われた方に対して季節の挨拶状として用いられたのが始まりと言われています。それが何時しか喪中時の連絡用として用いられるようになったようです。また松の内(松飾を飾る1月7日まで)までに年賀状を出せなかった人に対して、寒中見舞いでお詫びを入れて新年の挨拶をすることもあるようです。日本の習慣の一つで二十四節気の小寒(1月5日頃)から立春(2月4日頃)までの寒中に行う見舞いです。