神葬祭その2
装具の呼び方の違い
準備する事柄
会場で使用する神饌物(お供え物)の一例
①白米(小皿一盛)・清酒(一升程度)
②鮮魚(小魚なら3~5尾、大物で1尾、ただし赤色魚は使いません)
③海鮮(昆布、海苔、するめ等盛り合わせ)
④野菜(季節の盛り合わせ)
⑤果物(季節の盛り合わせ)
⑥菓子(和菓子など)
⑦塩(小皿一盛)
⑧水(コップ一杯)
⑨霊前用のお膳(飯・汁・茶・生前の嗜好の物)
※本来神饌は祭りごとに新しくするのが本義です。
用意する物
榊(お祓い用)70㎝~80㎝位のものを用意します。
神職がお祓いに使用する物【通夜祭1本、葬場祭2本】
榊(玉串用)40㎝~50㎝位のものを用意します。
参列者が玉串拝礼に使用します【通夜祭 本、葬場祭 本】
※玉串の数量、玉串奉奠の順序を家族・親族で相談して決定します。
※竹を祭壇の両側に立て注連縄を張ります。
故人に関することの打ち合わせ時候
葬場祭の時に神職が奏上する祭司(誄詞)(祝いでいう祝詞)は故人の生い立ちや経歴など読み上げ、参列した方々と故人を偲び、子孫の守護を祈るために必要なものです。
・故人の住所、氏名、生年月日、出生地
・故人の両親の氏名、続柄
・故人の学歴、職歴、結婚、趣味、人柄
・故人の配偶者の氏名、出生地、両親
・故人の家族(子供、孫等)
・帰幽年月日、場所、その理由(病名、療養期間) などです。