秩父地域では8月にお盆が行われます。特に亡くなってから初めてのお盆を新盆と言い特に丁寧に供養をいたします。
8月にはお盆、また9月にはすぐにお彼岸という仏事がありますがお盆とお彼岸は何が違うのでしょうか?
どちらも先祖供養を行うという意味では重要な仏事ですが、いくつかの点で違いがあります。それぞれの違いについて説明します。
お盆
1. 時期
– お盆は一般的に8月13日から16日までの4日間に行われます。秩父地域も8月に行われます。
ただし、地域によっては7月に行われるところもあります。
2. 目的と意味
– お盆は先祖の霊が家に戻ってくるとされる期間で、帰ってきた霊を供養し、再び送り出すことを目的としています。迎え火と送り火が行われ、精霊馬(きゅうりの馬やなすの牛)を用意するのが一般的です。
3. 主な行事
– 迎え火と送り火、お墓参り、精霊棚や盆棚の飾りつけ家族での供養などが行われます。
お彼岸
1. 時期
– 春分の日と秋分の日を中心に、その前後3日を含む計7日間行われます。具体的には、春は3月中旬、秋は9月中旬です。
2. 目的と意味
– お彼岸は仏教の行事で、現世(此岸)と来世(彼岸)が最も近づく時期とされています。この期間に、善行を積み、先祖を供養することを目的としています。
3. 主な行事
– お墓参り、仏壇の掃除、供物の準備、お寺での法要などが行われます。
お盆とお彼岸の違いのまとめ
1.時期
– お盆は8月(または7月)に行われ、お彼岸は春分と秋分の日を中心とした7日間です。
2.目的
– お盆は先祖の霊が家に帰ってくる期間としての供養、お彼岸は現世と来世が近づく期間に善行を積むことを重視します。
3.行事
– お盆には迎え火や送り火、盆踊りなどの独自の行事があり、お彼岸には墓参りや仏壇の掃除、善行が奨励されます。
これらの違いを理解し、それぞれの行事に合わせた供養や準備をすることが大切です。
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